コラム

英語が得意になるには?

令和2年度より小学校、令和3年度より中学校で新学習指導要領の完全実施となりました。プログラミング教育の導入や道徳の教科化、各教科の指導内容の学年間移行など「戦後最大の改訂」とも言われていますが、とりわけ英語に注目が集まっています。特に小学校5・6年生における英語の教科化が話題となりました。「早くから英語の学習を始めよう」と考える保護者様が増えています。何から始めればよいのか、どう身に付けていけばよいのか、単語は、文法は……と、お悩みも多いでしょう。

世界中の言語の中で、日本語と英語は構造も文法も対極にあります。ですから、それぞれのネイティブスピーカーはお互いの言語の習得に困難を要します。その壁をクリアするのは、なんといっても「聞く」「読む」「話す」等の言語との接触量を増やすことです。より多く接触することで、対極の言語の習得がスムーズになります。

小さなお子さんだと、保護者様のご協力が不可欠です。一日5~10分でよいので、お子さんが英語にふれる時間をもたせてあげてください。少し大きいお子さんですと、自分で操作できるCDプレーヤーやDVDプレーヤーなどを準備していただければ、自分で予習復習のCDやDVDの視聴ができます。これもひとつの「自学自習」の習慣づけになると思います。ECCの受講をきっかけに学習習慣まで身に付けられれば一石二鳥です。
『啐啄同時(そったくどうじ)』という言葉があります。鳥が卵から孵る時、卵の内側からヒナが孵化して鳴くのと同時に親鳥が外側からもつついてあげる様子を元にした言葉ですが、親や師が子どもや弟子の熟した機を逸さずとらえ導き伸ばすことを意味しています。小さいうちに、また始めたばかりの興味があるうちに、毎日学ぶ習慣をぜひ身に付けましょう。「今がその時」というチャンスを逃しませんように…!!

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